<新入会員入会式>
市議会議員の水落静子Lが入会しました。大地の芸術祭「うぶすなの家」などで、地域に密着した奉仕的活動を活発に行っている方です。今後の活躍が期待されます。
<卓話> 『コロナ禍転じて福となす為に』
ホテルベルナティオ社長 森 嘉紀 様
コロナ禍で長期臨時休業に追い込まれる中、あてま大学の開校や県内修学旅行誘致等の「カイゼン」策を全スタッフの叡智を結集して大胆に推進。その企業経営の理念と森社長の豊かな人間性があふれる素晴らしい卓話でした。
<卓話の概要>
2020年2月、クルーズ船ダイヤモンドプリンセス号の乗客より新型コロナウイルス罹患が確認されてから、今に至るまで4度(よたび)の緊急事態宣言ならびにまん延防止等重点措置が発出されました。当ホテル、あてま高原リゾートベルナティオも、開業以来初めて54日間の臨時休館を余儀なくされました。
ホテル休館中、スタッフのモチベーションを維持し、日本一安全安心なホテルへと進化(真価)させるため、お客さまへのおもてなしはもとより、スタッフ相互の尊重、チームワークの構築を重要な価値観におきました。そして仕事の「やり方」の前に、個人・企業としての「あり方」としてビジョンの理解・浸透を徹底するため、社員全員で2030年にあるべき姿「あてまVISION2030」を作り上げました。
この自分たちで決めたVISIONに即した行動に対し、スタッフ同士が褒めあう制度「サンクスカード」では、月間500枚以上が集まり社員通路に掲示されます。そこで、スタッフの心温まる行い、感謝の気持ち、お客様の感動エピソードが共有できる仕組みになっています。
ベルナティオがめざすポジショニングは、客室・料理・ゴルフ・婚礼・自然体験などの機能的価値を高め、笑顔・安心・温かい・ふるさとなど情緒的価値を高めること。経営理念でもある「人を活かし、お客さまに感動をお届けし、地域とともに発展する」を体現する、まさに「人に会いに来るホテル」となるよう、社員一同一丸となって挑み続けています。